季節の便り:11

「大阪市」西日本の経済、文化、交通の中心都市。そして華やかな水の都。

この景色が見たくて決めた大阪への旅。大きな河川にいくつもの橋が架かる風景は、どこか盛岡市にも似ていて、決定的に違うのは水の流れ方と空の広さ。
大き過ぎる大阪府の中で大阪市に絞ってもまだ広く、旅は北区中之島を中心に周辺エリアの街歩きに落ち着きました。
川沿いを大企業のビル群が城壁のように囲み、水辺の繁栄が浮かんできます。

歴史的建造物に圧倒される大阪市で最初に出会う中之島界隈。
大阪市中央公会堂
大阪府立中之島図書館
日本銀行大阪支店旧館
難波橋ライオン像

大阪屈指のビジネス街 北浜・淀屋橋界隈は街中に貴重な近代西洋建築が数多く林立しています。案内も何も持たず歩けば出会えます。建物の全体像、建築様式、装飾、材質、どれをとっても興味深く独特なお洒落感もあり粋です。
大阪取引所
新井ビル(旧報徳銀行大阪支店)五感 北浜本店
高麗橋野村ビルディング
・三井住友銀行
青山ビル

街歩きが楽しい。後で振り返り調べてそれぞれの歴史や概要を知り、もう少しじっくり見るべきであったと思いながらも、大きすぎる大阪は観光ではなく何度でも楽しめる奥深い町だと知りました。
芝川ビル
日本基督教団 浪花教会
大阪倶楽部
大阪府庁
少彦名神社
北浜、淀屋橋、御堂筋界隈を歩いていると道修町通り(どしょうまちどおり)と言うくすりの道に迷い込みました。道修町は江戸時代から薬種問屋が軒を連ね、現在も多くの製薬会社の本支店がある「くすりのまち」として知られています。(薬のまち道修町を歩こう!「道修町ミュージアムストリート」HPより)製薬会社に囲まれた奥に日本医学総鎮守「少彦名神社」がありました。薬のまち道修町。ここも再度じっくり歩きたい町です。
発見に情報が追い付かない旅。思いがけない出会いにあふれる旅。手ごたえや大きなお土産として旅の醍醐味を味わえたのです。

大阪城には大阪シティバスに乗車し(北浜二丁目~大阪城大手前)12分程度で着きます。ここでも歴史的建造物が見られ興味が付きません。
関係者以外立入禁止となっている「大阪城公園城内詰所」は近付く人もいませんが、戦前までは旧大阪陸軍兵器支廠(官営の兵器製造工場)でありそのレンガ造りは外観を見るだけでも貴重な経験です。明治当時の大阪城内は今とは全く違う景観でした。古い電子データ等で見ることが可能です。
大阪城は海外の観光客であふれています。内堀、外堀、二重の大きな堀を散策するのも良い運動になりそうです。
大阪城
ミライザ大阪城

土佐堀川と大阪市役所(右)

華やかな水都大阪。巨大なビジネス街でありながらのんびりと散策ができる街。この先には心斎橋や道頓堀、通天閣と大阪らしいエリアや、ベイエリア、庶民の町など世界が広がります。短い旅では網羅できない地域やもう一度歩きたい街など魅力があふれることに気付きました。大坂はエネルギーに満ちあふれ力強い都市。その地を歩くのにもエネルギーが必要だと実感しました。