商品の考察:10
地域の恵み、暮しから生まれる、ぬくもりある商品 盛岡 編
「盛岡」と言う名前とローカルブランド力は、食に関わる商品群への期待とワクワク感を与えてくれます。
どこへ行ったら商品が見つかるのか?ことりっぷや観光マップ、駅ナカで探すのか?ノープランで臨んだ視察は「街歩き」の中で答えを探すことにしたのです。このスタイルは、街並みや建物、景色、景観、人の流れなどから俯瞰した視点で発見をもたらし、うれしい出会いも生まれるのです。

光原社(光原社本店・可否館・モーリオ)
光原社 可否館では珈琲とくるみクッキーのセットメニューがあります。ずっしりと滋味深く満足感あるクッキーをぜひ買いたいと思うところですが、唯一販売してる「モーリオ」では日々午前中で完売とのことです。販売店舗はここだけ、ネット販売もしていません。大量生産ではなく日々丁寧につくられているのだと思います。翌日出直し、川原を散歩しながら開店前の店舗にへばりつきました。貴重だからの理由ではなく、本当に美味しいから自分のため、知らせたい人のため。
パッケージデザインにも流行りがあり、今はレトロブーム。くるみクッキーは流行りも時代も関係なくずっと以前から軸が決まっていてこのデザイン。今結果的にレトロに見えるだけ。包装、箱、しおり、無駄を廃したパッケージの手本です。









上段左より
・ヨモギ茶、柿の葉茶、桑茶、菊芋の葉茶(紫波マルシェ)身近な植物で安心な手作り茶。たくさん買いたい手頃な価格。マルシェならではのパッケージ。
・農家の手づくりりんごジュース(紫波マルシェ)
・トマトピューレ(紫波マルシェ スコーレ事業部 盛岡市)
・糀あずき・糀たまねぎ(米花工房 販売:喫茶喫酒六花)
・焙煎 花こあみ(紫波マルシェ 株式会社一番)
・薪窯直煮製法のだ塩(紫波マルシェ 株式会社のだむら)
・桜樺茶(北のクラフトフェア 株式会社 八柳))
・自園自醸ワイン紫波(紫波マルシェ 自園自醸ワイン紫波 製造販売 株式会社紫波フルーツパーク)
・珈琲の街ひろさき ドリップ珈琲(モーリオ 成田専蔵珈琲)



・ミズサキノート(北のクラフトフェア) りんごの品種が豊富で、そのこと自体が商品に広がりを持たせています。ラベルは貼らずフタにかぶせる紙を有効に生かし個性的です。クラフトフェアでは食の出店がどこも人気でしたが、ミズサキノートは長蛇の列でした。有名なことを知らず興味本位で並んでみました。ジャム、ジュース、アップルパイを購入しパイは木陰で食べましたが、少し蒸れてしまったようです。後でInstagramを見ましたが、江差の本店に行ってみたくなるような思いになりました。

・ホームスパン マフラー(ホームスパンハウス 盛岡店) この地ならではの産品、ホームスパンは伝統産業です。モノはコトへ昇華し、花巻にある本社とテキスタイル・ラボにぜひ行ってみたいと思いにかられます。工房で製造工程や保管生地を見学でき、体験講座があります。




・HOTEL MAZARIUM(ホテル マザリウム)
盛岡市内には駅前を中心に大きなホテルがたくさんあります。選んだのは街中のコンパクトなホテル。盛岡バスセンターの3階フロアを占め、地産地消を取り入れたシンプルでお洒落な朝食や部屋のスタイルがとても心地よく、気になるエリアへは徒歩圏内です。ローカルなフードホール・マルシェも併設し、新しい滞在のスタイルを体験しました。
盛岡のブランド力に圧倒されました。盛岡は大きな町。大企業、商業施設、文化施設、歴史史跡、建築、観光施設、すべてが同等に溶け込み、豊かな自然景観と清々しい河川が町を包んでいます。この地の在り方が作為のないブランド力ではないかと思うのです。


