商品の考察:7

会津地域の商品
宮袋いちご研究会 ファームたちあおい(会津若松市北会津町)「いちごバター」
日頃からライフワークで地域の商品に目を向けています。農産物の恵み豊かな会津では6次化商品の誕生が活発だと感じ、その活動の波と食の確かさをローカルに求める消費者の動きが良い機運を生み出すと信じています。最盛期を迎えたいちごを使った新商品に出会いました。
ジャムではなくいちごバターにこだわった小さな商品です。加えていちごそのものが美味しいとの声を聞き、合わせて購入してみました。あいづ宮袋いちご研究会のいちごは質、味とも確かなものですが「ほしうらら」と言う品種は初めて聞きました。美味しいことはもちろん経験のない味でした。素材にもスイーツ等にも「甘さ」が強調されがちな方向性の中で、基本となる「味の個性」を久々に実感しました。お聞きしたところ、いちごバターの素材は「紅ほっぺ」とのことでひと瓶にいちご10個を使い、バターが濃厚さをプラスしています。生産されている「ファームたちあおい」様にホームページ掲載のご承諾をいただき、早速お知らせをしたいと思いましたが、道の駅あいづを中心にイベントや特設ブースなどで販売されており、たくさんの方がご存じのようです。
販売は現在道の駅あいづのみで、連絡をもらえれば直接販売をしているとのことです。早速伺いジャムをつくり、ラベルについて考えてみました。

左:個人の趣味でつくるいつものラベル。
中:ジャムの仕上りが深みのある深遠な赤となり上質な高級感を醸しだしたため、高級感に重宝されがちな「黒」を基調にし蓋の黒との統一感もありますが、何かよそよそしくローカルのあたたかさや優しさはないように見えます。
左:ファームたちあおい様からいただいた素敵な名刺をリスペクトしました。
「名刺」は一番小さな営業ツールであり、実はとても大切な存在です。限られた紙面に情報を詰め込んでもよし、シンプルな表現で主張するのもよし、自由に大いに活用してもらいたいと思います。



「いちごバター」の製造所「橋谷田商店(喜多方市)」
日用品や業務用消耗品の卸売業を継続しながら新たにスタートしたフード事業部による製造です。
食品の加工、商品開発はもちろん、さらに発展した地域の「食」をけん引される存在であると、今後のご活躍が期待されます。
自社の歴史を継承され、心地良い革新が地域から誕生していくお手本のようにも思えます。自社ブランドも立ち上げており、魅力的な商品が紹介されています。ぜひホームページを見てほしいと思います。
会津(地域)の食は何の心配もない、大きな可能性さえ感じました。
新たな出会いと感動・・・ローカルの旅は楽しい。
・ファームたちあおい
・橋谷田商店


