季節の便り:1

季節らしい季節をさがして

「梅雨」と言う季節の代表のような言葉に、その「らしさ」を求めて日々歩いてみました。
アジサイの葉が育ち、つぼみが見られる頃から頭の中に「アジサイマップ」をつくり散歩コースを拡大。日々の変化を逃すまいと街中を散策。
前のめりにならずとも、なんと足元の神社にたくさんの株が植えられていました。見事です。

近所にもあでやかなアジサイを育てて目を楽しませてくれる方がいます。

鶴ヶ城 甲賀町口郭門跡(国指定史跡)
唯一現存する郭門の石垣を背景にしたアジサイがひっそりとたたずんでいました。

蚕養國神社(こがいじんじゃ)では毎年6月30日に水無月の夏越の祓・茅の輪(ちのわ)くぐりが行われ、右・左・右とくぐってお清めしていただきます。お札と小さな茅の輪を求め玄関に掛けておくのです。
ここ1~2年、手水舎の水盤にアジサイを浮かべた演出をされています。当然「インスタ映え」と言うことで朝から写真を撮っている人を見かけました。「流行り」のようです。もちろんこの時期境内のアジサイは満開です。

毎月「季節の花」を飾ります。絵の花です。美術館で何気なく求めたものが毎月役にたっています。
小原古邨「紫陽花に蜂」

アジサイを求める旅は続き、6月末にアジサイで有名な猪苗代町の亀ヶ城公園に出かけましたが少し時期が早かったようでした。

自然に人が合わせるしかないのです。
湯川村の県道浜崎高野会津若松線には「あじさい街道」があり2km以上に渡って街道沿い咲いています。7月中旬まで見頃とのことです。
また、老舗の和菓子屋では季節の「練りきり」があり、アジサイは咲き始めから満開の時期まで3種類ぐらいあったと記憶しています。微妙な移ろいを演出した風情のある商品展開です。
「季節」をさがし思ったことは、まさに「その時その一瞬」の出会いなのです。無理強いはできない。しかし毎年必ず、忘れずにめぐって来る出会いに程よい緊張感を持って、そわそわしながら迎えたいと思いました。
突然の雨にもよく降られた。これが「らしさ」か・・・・。

前の記事

業務案内:1

次の記事

季節の便り:2